令和元年6月9日に下小国住吉神社の猿田彦大神鳥居奉納竣工奉告祭が執り行われました。

下小国住吉神社は外ヶ浜町の下小国に鎮座する氏神様ですが、その境内には猿田彦大神様も祀られています。

その鳥居が老朽化によって腐り大変危険な状態になっていました。

そうしたところ、氏子さんが奉納を申し出てくださり、この度見事に立派な鳥居が竣工したため、鳥居奉納の竣工奉告祭を執り行いました。

以前、建てられていた鳥居と全く同じ形で奉納してくださり、境内外の道路からも見えるようになりました。

今回、奉納してくださった方は氏子の鈴木正栄さんで、前の鳥居は鈴木さんの父親が奉納してくださったものだったそうです。

朽ちていた鳥居を見て、自分が引き継いで守っていかなければならないという思いで奉納してくださったようです。

神事では氏子総代の皆さんも一緒に参列して神様にしっかりと報告しました。

終了後は公民館にて鈴木さんの振舞いによって直会が開催され、大変楽しく過ごしました。

今回、奉納することを決めた後に、たまたま旅行で訪れた伊勢の神宮さんに参拝しようとしたところ、道を間違えて猿田彦神社へ着いたそうです。

そのことからも自分は猿田彦大神様に導かれていると感じ、より一層篤い崇敬の念を抱かれたそうです。

とても立派な鳥居が竣工しましたので、お近くに来られた際にはぜひご参拝ください。