舞姫会の稽古が行われました。
2019.6.23 -[社務日誌]
令和元年6月14日に舞姫会の稽古が行われました。
いよいよ来週には例大祭宵宮での奉奏になります。
今日も全員そろって稽古を頑張ります。
早速境内に出て本番同様に稽古を開始しました。
参進から集中して行います。
ここら辺の姿勢や移動などのタイミングはとても上手になってきました。
通常動く舞の部分も綺麗にそろうようになってきました。
今年から初めて挑戦して繰り返してきた二人舞の間奏部分もまだ完璧ではありませんが比較的揃ってきました。
境内の広さにも慣れはじめ、のびのびと大きく舞う意識もついてきました。
一つの課題をクリアすると、より上の課題がまだまだあります。
舞の道に完成は無く、常に美しい所作が求められます。
途中でお忙しい合間を縫って本番で演奏いただく山口流篠笛奏者の山口汐花先生も駆けつけてくださいました。
すぐに先生の演奏に合わせて行います。
ほとんどの舞姫が汐花先生の生演奏に合わせて舞った経験はあるため、思い出しながら舞っていました。
鬼門となる間奏部分も生演奏でも大きく間違えることはなく終えることができました。
最後の礼の部分まで気を抜かずに整列します。
そして先生からの指導をしっかり聞いてからもう一度稽古に臨みます。
次は二組に分かれてお互いを見て稽古します。
客観的に観察することで何が難しいのか、また何が良くできるのかなど、より頭でも理解できるようになります。
舞っている側も常に見られているという緊張状態だからこそ、一層気持ちを込めて舞うようになります。
一度舞ったのち、交代して同じく観稽古となります。
先程同様に、自分の感覚と人の動きを照らし合わせながらしっかりと観察します。
同じく緊張感をもって舞っていました。
お互いに観て舞うことでまた一段と上達していました。
暗くなってきたので、今までの稽古を踏まえて全員で最後に舞います。
本番前の最後の舞ということでとても集中して舞っていました。
間奏部分も今までで一番上手にできていました。
時間はないですが、最後ということで休憩も急いでしました。
そして皆で協力して片付けをして終わりの会となりました。
最後に宮司と先生からお話しをして終了しました。
当日はみんな元気に舞ってくれるよう期待しています。
感謝の気持ちをもって大神様に奉舞できればと思います。