例大祭の宵宮(前夜祭)が執り行われました。
2019.6.28 -[社務日誌]
令和元年6月20日に皇紀2679年の例大祭の宵宮(前夜祭)が執り行われました。
一年で最も大切なお祭りである例大祭の前夜祭は、境内を装飾したり灯りをつけたりして御神威を高め、神社に忌み籠ることによって心身を清らかな状態にし、次の日の例祭が滞りなく斎行されるよう祈願します。
もう一つ御神威を高めるために青森市や津軽地方では、その前夜祭を宵宮(よいみや)、夜宮(よみや)と称し、境内に露店が連なり様々な演芸が行われ、賑々しく参拝者が集うのが夏の風物詩となっています。
そうすることで神様と手を合わせて参拝する人々が心を通わす神人和楽のまつりとなるためです。
昔は廣田様の宵宮は雨が降るといわれていましたが、近年は晴れが続いていました。
青森市は梅雨らしい天気はあまりないといわれていますが、最近はじめっとした雨が続くこともあり、今年は久しぶりに雨の予報となっていました。
朝には本格的な雨の予報で、神事がはじまる直前にも雨が降っていましたが、宵宮がはじまる頃にはすっかりと雨も止み、青空とはいきませんでしたが初夏らしい良い天気となりました。
神社のおまつりは私達の誕生日と同じように、決められた日にちで行われるため当神社も6月19日が前夜祭(宵宮)、翌20日が例祭となり今でも土日関係なく斎行しています。
そのこともあり、平日となった上に雨の予報だった本年は参拝者の人出があまり多くはないと予想していましたが、昨年を上回る参拝者で前夜祭が始まる夕方5時頃から終了する夜の9時過ぎまで人が途切れることはありませんでした。
奉納演芸や境内地での神賑行事も盛り上がり、リピーターとなって観に来たり参加したりする方も増えてきました。
荒れ放題であった境内東側の廣田苑も年々綺麗に整備され、今年もお参りされる方が大変増えました。
今年も例年変わりなくご家族、友人、恋人同士など、様々な方の笑顔で溢れていました。
奉納演芸 YOSAKOI/喜々笑々
奉納演芸 津軽三味線/山上進
奉納演芸 空手演武/濤和館
奉納演芸 篠笛/山口流 山口汐花
奉納演芸 巫女舞/廣田神社 舞姫会
奉納演芸 ねぶた囃子演奏/龍鼓会
奉納演芸 まとい振り/青森消防第二分団
神賑行事 大道芸(大道芸人アット) ジャグリングパフォーマンス
神賑行事 お抹茶(淡交会奥村社中)
神賑行事 お守り作り&光るおもちゃワークショップ(ハッピーゴーランド)
神賑行事 忍者体験(青森大学忍者部)
今年も沢山の方にご奉仕頂き多くの方々にご参拝頂きありがとうございました。
廣田大神様も存分に楽しんで頂いたと思います。
明日の例大祭が無事に執り行われるようご奉仕に尽くします。