舞姫会の稽古が行われました。
2019.8.27 -[社務日誌]
令和元年8月23日に舞姫会の稽古が行われました。
先日のあおもりマルシェの演舞も無事に終え、久しぶりの稽古になりました。
夏休みも残りわずかですが、元気に集まってくれました。
久し振りの通常稽古ですが、いつも通りしっかりと始まりの会にて神様にご挨拶してから開始しました。
今日はまだ0歳の時から来ていた舞姫の妹も共に稽古に参加しました。
来月もイベントでの演舞があるため、これまで通りの形で稽古しました。
舞の流れや動きなどは大分身に付いてきているので、より美しく舞うために細かい部分に注視しました。
ほんの僅かな手の動きや角度など細かく確認しました。
大まかな動きは奉納、演舞と本番の舞台で続けてきた経験もあり上達してきましたが、細かく指導する場面はあまり多くはありませんでした。
今年は恒例の新嘗祭は御代替りに伴う大嘗祭の関係で行われませんが、大嘗祭奉祝祭として大祭を斎行する予定です。
11月17日に執り行う予定のため、これから十分に時間を掛けられるため、この期間をしっかりと有効活用して細かいところも煮詰めていきたいと思います。
今日は舞の稽古だけに時間を裂けたため、何度も繰り返し稽古しました。
まだ小学生にもなっていない舞姫の妹さんもお姉ちゃんたちと一緒にきちんと付いてっていました。
細かく見ていく箇所は手だけではなく、足の動き、体の向き、また目線、拍の取り方など無数にあります。
そのひとつひとつを少しでも上達させることが出来れば、全体として更なる美しい舞になっていきます。
一見、そこまで意識するまでもないように見える細かさも、様々な美しく見える動きの歯車のひとつになっているわけです。
ですから大きな動きばかりを意識してもいけません。
反対に細かい所作ばかり気にしていては全体のバランスもとれないため、常に完成形をイメージしながら、それに如何に近づいて行けるかがが重要になってきます。
入退場も舞のはじまり終わりを締める大切な動きですので、そこも繰り返し行いました。
集中するとあっという間に時間も過ぎ、休憩時間となりました。
みんなこの夏休み期間に様々な遊んできたようで、あちこちのお土産のお菓子が集まりました。
食前感謝をみんなで歌って頂きました。
夏休みが終わる直前の稽古とにもかかわらず、みんな元気いっぱいに楽しんでいました。
休憩後はお片付けをしてすぐに終わりの会となりました。
9月にまたイベントにて演舞させて頂きますが、11月の奉祝祭に向けて、一層上達した舞が舞えるように鍛錬していきたいと思います。