舞姫会の稽古が行われました。
2019.9.25 -[社務日誌]
令和元年9月20日に舞姫会の稽古が行われました。
無事に敬老会の演舞も終了し、残りイベント演舞一回と最も大事な大嘗祭奉祝祭での奉納となりました。
今日は少人数からの始めの会となりました。
ふと、日本の国旗、国歌を知ってるか舞姫達に聞いたところ、即答で知っていると返事がきました。
すると稽古場である大広間に飾られている国旗を指さして答えていました。
更に国歌を知っているか質問すると、もちろん、ということで舞姫達に歌ってもらいました。
すると、元気いっぱいに国歌である君が代を歌いました。
日本の国が日本の国たる根幹をなす国旗国歌をしっかりと教育していない昨今にもかかわらず、しっかりと覚えていたので大変立派でした。
オリンピックや様々な国際的な祭典を見ればわかる通り、自国の国旗国歌に敬意を払い、大切にすることは、国際化されている世の中だからこそ必要な意識です。
しっかりと国旗・国家を確認できたところで、早速先ずは唱歌の稽古から始めました。
舞の基本は唱歌になりますので、うたうことで拍をしっかりととれるようになり、そして歌詞の意味を理解することでより深い舞へとなっていきます。
先生の拍に合わせながら意識を揃えることに注意をしながら歌いました。
しっかりと耳で覚えたところで、実際の舞に入ります。
遅れてきた舞姫達も加わってきました。
基本動作を疎かにせず、一つ一つの動作を大切にしていきます。
そうした意識が舞姫達にも少しずつ芽生えてきたからか、少しの動作でも自分で考えてくるようになりました。
また、姿勢などもまわりと合わせる意識も高くなり、大分綺麗にそろってきました。
また、少しずつ遅れてきた舞姫達も更に加わってきました。
動画をチェックすることでも自分の舞う理想をきちんとイメージしてもらうのにとても大切なことです。
あっという間に舞の時間も過ぎていき休憩となりました。
あまり時間もなかったのですが、楽しくおしゃべりした分、お片付けも手際よくして終わりの時間を迎えました。
神様に稽古終了の挨拶をして本日の稽古も終了しました。
それぞれ一言感想で述べたことを次に活かしてよりよい舞に昇華してもらいたいと思います。
今年は新嘗祭ではなく、大嘗祭の奉祝祭という形で神事が行われますのでご理解ください。