鈴木建設邸内社の龍神宮の旧社殿解体に伴う遷座祭並び新殿遷座奉祝祭を執り行いました。
2019.10.26 -[社務日誌]
令和元年10月19日に鈴木建設様の邸内社である八大龍神宮の邸内社旧社殿解体に伴う遷座祭並び新殿遷座奉祝祭を執り行いました。
こちらの神社は旧鈴木建設事務所の場所から少し離れた場所にもともと祀らられており、水害が度々起きる場所を鎮めるために社長の祖父にあたる方が創建したそうです。
また、そこで白い蛇が這っているのが目撃されたのもあり、以来龍神宮として信仰されてきたそうで、そこに様々なご縁による経緯があり、鈴木建設様がその場所へ会社を建てることになり、今日まで会社の守護神としても大切にお祀りされてきたそうです。
それから平成29年に新しい事務所へ移転しましたが、その際、旧社屋に残したままになっており、念願の遷座となったそうです。
八大龍神宮の邸内社旧社殿解体に伴う遷座祭
龍神様をお祀りしているためか、早朝より小ぶりの雨が降っており、皆さんもその御恵に喜んでいました。
五年前に新築された鳥居は先に取り壊されていました。
鈴木建設関係者をはじめ、龍神宮の講員の方々も参列して先ずは遷座する奉告と社殿を解体する旨をお伝えしました。
一人一人これまでの感謝を込めて玉串を奉りました。
神事終了後、御神体を奉祀している箱を白い布で包み丁寧に移動させました。
その後、これまでお世話になった念を込めて社殿を祓い清めました。
龍神宮遷座祭並び新殿遷座奉祝祭
旧社殿解体に伴う遷座祭終了後はすぐに新しい社屋敷地内に新築された社殿へと移動しました。
新しい社殿はこれまでの社殿よりも大変広くなり、地域に鎮座している神社とも遜色ない程大きくなっていました。
先ずは丁重にくるまれた御神体を新しい奉鎮場所へ御遷座しました。
その後は旧社殿から持ってきた神具等を飾り付けました。
この龍神宮には旧社殿時代から、「山の神」と「観音様」も一緒に祀られていましたので、新しい社殿にも龍神様を中央に据えて向かって左側に「山の神」、同じく向かって右側に「観音様」にもお遷り頂きました。
先程参列した方々に加えて、今回施工した同じ地域の丸章工務店様の社長さんはじめ、工事関係者の方も一緒に祈願しました。
ヒバ材をふんだんに使用された内装と新しくなった畳との匂いで社殿が溢れていました。
神事終了後は直会となりましたが、今回の祈願主である鈴木建設専務からお礼の言葉があり、社屋を移転したからずっと懸念していた社殿が無事に遷座し、完成したことにとても安堵し、そしてこれからも地域の人々をお守り頂くようにしっかりと奉仕していきたいと述べていました。
居心地も良い社殿に専務特製のお供えもした生落花生なども頂きながら楽しく過ごしました。
こちらは一般の方でも参拝できるそうですので、ぜひ、外ヶ浜町にお越しの際にはお参りしてみて下さい。
この度は誠におめでとうございました。