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社務日誌

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会に招待されました。

2019.11.19 -[社務日誌

令和元年11月12日にパラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会が開催され招待され宮司が参加しました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

平成28年より毎年パラオ共和国で慰霊祭を斎行しているご縁があり、この度ご招待頂きました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

皇居を真横に眺めるパレスホテル東京にて開催され、青森県からも遺族の方はじめ、慰霊祭でいつも同行している方々も一緒に参加しました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

パラオ共和国が独立した際に真っ先に友好関係を築いたのは日本国で、独立の年数と共に日本との外交樹立の年数でもあり親愛なる友好国であります。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

会場には両国から約800名程参加され、慰霊祭で度々お世話になっているペリリュー州知事や政治関係者の方々ともご挨拶させて頂きました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

先ずは書家による「平和友愛」の記念パフォーマンスが行われ両国の絆を形にしました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

その後は、パラオ共和国、日本国それぞれの歌手による両国の国歌斉唱が声高らかに歌われ、お互いに敬意を表しました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

両国とも素晴らしい国家で会場の皆さんも聴き入っていました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

続いてレメンゲサウ・パラオ共和国大統領の挨拶となりました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

素晴らしい挨拶の中には両国の友好の歴史を鑑み、これまでも、そしてこれからも親しく共に歩んでいきたいとの旨が話されました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

それに対して日本国も安倍晋三内閣総理大臣より挨拶が述べられました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

歴史を共にしてきた経緯を踏まえ、同じ海洋国としても、今後も関係を密にして共に手を取り合って歩んでいきたいと祝辞を述べられました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

また、首相からサプライズ発表があり、来年8月にパラオ共和国にて開催される国際会議のアワ・オーシャン会合にあたり、日本パラオ定期直行便が再開される話があり、会場は一気に感嘆の声と共に拍手喝采となりました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

続いて日本財団の笹川良平会長からも祝辞が述べられました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

会場にはパニュエロ・ミクロネシア連邦大統領をはじめ、両国の政治家や経済会より名だたる方々が参加していました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

いよいよ乾杯となりましたが、パラオ共和国では日本統治時代の名残で乾杯のことを「ショウトーツ」と言うため、会場全員で発声して盛大に開宴となりました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

沢山の関係者と様々お話しさせて頂きながら大変楽しく過ごすことができました。

パラオ・日本外交関係樹立25周年記念祝賀会

終始会場は笑い声の絶えない和やかな雰囲気のもと催されていました。

今年も12月にパラオ共和国にて慰霊祭を執り行います。

今後も末永い両国の友好関係が築けるよう、微力ながら尽くしていきたいと思います。

25周年誠におめでとうございました。

首相官邸記事

パラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会

令和元年11月12日

 令和元年11月12日、安倍総理は、都内で行われたパラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会に出席しました。

総理は、挨拶で次のように述べました。

「レメンゲサウ・パラオ共和国大統領、そして、パニュエロ・ミクロネシア連邦大統領、御列席の皆様、本日、私の親しい友人であるレメンゲサウ大統領と、歴史的な絆(きずな)で結ばれたパラオとの外交関係25周年を記念する式典に、共に出席できることを大変うれしく思います。この場には、レメンゲサウ大統領の友人である、パニュエロ・ミクロネシア大統領もお越しいただいています。
レメンゲサウ大統領が、パラオの美しく青い海を守りつつ、長年にわたり国家の発展に尽力され、そして、日本・パラオ関係を深めてこられましたことに敬意を表したいと思います。特に本年は、レメンゲサウ大統領が何度も訪日され、多くの日本の要人がパラオを訪れました。また、25周年にふさわしく、草の根交流が活発化し、文化・交流行事が多数行われています。中でも、レメンゲサウ大統領とマルグ国務大臣に、先日の即位礼正殿の儀に御出席いただいたこと、改めて感謝申し上げたいと思います。
3月の首脳会談に続き、その際にも首脳会談を行い、両国の友好・協力関係を一層力強く発展させていくことを確認いたしました。
日本は、この両国の絆を更に深めるために、取組を強化していきます。特に、来年8月にパラオが主催されるアワ・オーシャン会合については、レメンゲサウ大統領の御期待に応えるべく、サブ面のみならず、ロジ面も含め、日本としてしっかりとした支援を行う決意であります。
また、念願の直行便就航に向けて、スカイマークが調整を進めており、来年のアワ・オーシャン会合までの可能な限り早いタイミングで、定期直行便の就航を予定していると聞いています。政府も、可能な限りの支援を行っていきます。
この機会に、台風19号被害に対し、パラオ政府・パラオ赤十字社が義援金を募集してくださったことに対しまして、御礼を申し上げたいと思います。
この両国の外交関係の樹立25周年というのは、なんとなく、たった25年という気がしますが、実はもう日本とパラオというのはそれ以前から、麗しい友好の歴史を重ねてきたと思います。この両国の国旗を見ていただければ、日本とパラオがいかに強い友情で、分かち難い関係であるということを示していると思います。
パラオの皆さんの気持ち、日本に対して思っていただいている気持ち、あるいは国際上において、先ほどレメンゲサウ大統領の御挨拶にもありましたが、いかに我々は協力していき、また私たちの立場を支持していただいているか、皆様にも御理解いただいたんだろうと思います。
たくさんの日本語がパラオの言葉になっておりまして、例えば乾杯のことは、ショートツと、こう言うんです。このパラオの人たちの気持ちに、皆さん、私たちも応えていこうではありませんか。直行便ができたら、是非皆さん今度は直行便に乗って、パラオに行こうではありませんか。
心から、更に、日本とパラオがすばらしい歴史を皆さんと共に刻んでいくことを祈念いたしまして、そして、レメンゲサウ大統領の御活躍とパラオの発展を祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」