青森県神社庁主催の伊勢神宮・熱田神宮と皇居東御苑大嘗宮参拝旅行に参加しました。
2019.12.5 -[社務日誌]
令和元年11月27日~29日にかけて青森県神社庁主催の伊勢神宮・熱田神宮と皇居東御苑大嘗宮参拝旅行に参加しました。
天皇陛下におかせられては践祚式、即位式、大嘗祭の御大典をかくも麗しく御儀を挙げさせられましたことは、国民慶びとするところであり奉祝の念を捧げるべく青森県神社庁主催にて参拝旅行が開催され、宮司も理事としてお手伝いで参加しました。
熱田神宮
2泊3日の行程にて三種の神器にまつわる伊勢の神宮(内宮・外宮)、熱田神宮をはじめ、皇居の大嘗宮、靖国神社とお参りさせていただきました。
先ずは熱田神宮で正式参拝をさせて頂き御垣内にて特別に拝させていただきました。
続いて神職さんより熱田神宮鎮座の由来から、三種の神器についてのお話を拝聴しました。
参拝後は参集殿にご案内いただき直会の干菓子を頂戴しました。
その後、権宮司さんから態々ご挨拶いただき、忙しい中にもかかわらず熱田神宮にまつわる歴史など講話くださいました。
大変なおもてなしに参加者一同とても喜んでいました。
出発する前に結団式を行いました。
今回の参拝旅行は前班、後班と2組にわかれていましたが、今回の2班では団長を昆副庁長が務められ、結団式では団長並び西舘青森県総代会総代長から挨拶が述べれました。
一日目は明日の神宮参拝に向け、伊勢市の戸田屋という旅館に宿泊し、参加者全員で懇親を深めながら夕食となりました。
伊勢の神宮(内宮)
2日目は先ず、伊勢の神宮の内宮をお参りしました。
本来であれば外宮からお参りするのが習わしですが、内宮において新穀感謝祭という祭事が執り行われる関係で先にお参りすることになりました。
内宮では神楽殿にて神楽を奉納させて頂きました。
また、特別に内宮正宮では厳粛裡に御垣内参拝をしました。
その後は荒祭宮、風日祈宮を自由参拝しておはらい町、おかげ横丁の散策となりました。
伊勢の神宮(外宮)
その後、外宮へ移動しました。
外宮においても特別に御垣内参拝をさせていただきました。
全ての参拝後は明日の大嘗宮拝観のため、箱根湯本のおかだ屋に移動して夕食の懇親会で参加者同士楽しく過ごしました。
大嘗宮
今回の一番の目的であった大嘗宮では久し振りの晴天ということもあり、大変な人々で賑わっていました。
先日までも人手はあったそうですが、連日雨だったそうなので今日ほどは混んでいなかったそうです。
皇居は日本人はもとより、外国の方々、老若男女に至るまで来られていました。
しばらく行列に並び坂を上がると眼前に大嘗宮が現れ、一様に皆さん撮影していました。
そこから更に歩いていくと間近まで進むことが出来ました。
簡素な作りとは思えない程、立派な佇まいで圧倒されながらも、包まれるような、またまた懐かしさを感じるような日本の原風景を見ているような感覚に、令和の新しい御代の安寧を思わずにはいられませんでした。
手の届きそうな場所まで拝観できるため、とても近くで眺めることが出来ました。
また混んではいたものの、頻繁に人を流していたため前まで進んでみることも出来ました。
また、半周以上拝観できるようになっているため、側面から、後面の廻立殿まではっきりと見ることが出来ました。
拝観後は楠公レストランで昼食を頂きました。
靖国神社
そして最後の参拝となる靖国神社へ移動しました。
社殿前で記念撮影後、正式参拝をしました。
これまでの熱田神宮、伊勢の神宮、大嘗宮とはまた違った雰囲気に皆さんも英霊の御霊に真摯にお祈りいたしておりました。
参拝後は遊就館にて見学し、東京駅へ向かい二泊三日の研修旅行も終了となりました。
参拝を共にした参加者一同、神宮参拝に始まる御代替りをたどる行程に大変喜んでいただけました。
謹んで聖寿の万歳を寿ぎ奉り、国の隆昌と世界の共存共栄、国民の安寧をお祈りいたします。