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社務日誌

駐日パラオ共和国大使とお食事をしました。

2019.12.21 -[社務日誌

令和元年12月13日に駐日パラオ共和国大使と宮司がお食事をしました。

パラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年の記念事業のひとつであるクラウドファンディングに協力させていただいたご縁で、今回、駐日パラオ共和国大使館のフランシス・マリウル・マツタロウ特命全権大使とのお食事会に招待いただきました。

駐日パラオ大使お食事会

先ずはマツタロウ大使より一連の記念事業協力の御礼に加えて、現在の進捗状況などをお話しいただきました。

更にパラオ共和国の現状やこれから目指していくべき活動なども細かく説明されました。

その後、招待者の自己紹介が行われましたが、それぞれ各人のパラオ共和国との関りが多岐に渡り、自己紹介だけでも大変盛り上がりました。

宮司からもこれまでの慰霊祭をはじめ、戦没者の遺骨収集、戦跡保存、また交流活動などについても紹介させていただきました。

また、食事会に併せて陳情もお願いいたしました。

駐日パラオ大使お食事会

 

現在、パラオ共和国には日本から寄付された消防車が数台ありますが、扱い方だけではなくメンテナンスの仕方がわからず、非常に劣悪な状態のまま使用しているものもあるそうです。

そのため、最近、パラオの町にてタイヤを集積している場所で火災が起きた際にも対応しきれず、住民の不安が広がっているそうです。

そこで現地の消防士より消防車の扱い方や、これから増えてくるであろうハイブリット車火災の適切な対応など、日本より教授いただきたいと嘆願されました。

それを受けて青森県の代議士を通して消防士の派遣依頼を陳情していますが、更に大使からも直接日本国へ声を掛けてもらいたいとお願いさせていただきました。

お話を受け、大使も祖国の問題に力を貸してもらえるよう政府に要請してくださると快諾いただきました。

こうした交流を通して両国の友好と平和をこれからも築けていければと思います。

この度は貴重な機会を頂戴しまして誠にありがとうございました。