本年も廣田大神様の御神恩により滞りなく一年を無事終えることが出来ました。

除夜祭並び師走大祓式

今年も恒例祭のほか臨時祭を含め全ての神事が滞りなく斎行されました。

最後の神事は一年の感謝と来年が佳き年となるよう除夜の祈りと半年の罪穢れを祓い清める師走の大祓式となります。

夜も深くなる23時より厳寒の中、氏子崇敬者参列のものと斎行されました。

神職によって大祓詞を奏上して半年間の罪穢れを祓い清め、除夜祭詞にて一年間の神恩感謝をお伝えしました。

また、人形に罪穢れをうつして八針にとり裂き参列者の心身を祓い清めました。

今年一年振り返ると様々なことがありましたが、8月には青森県内の神社では初となるクラウドファンディングを利用して金魚ねぶた献灯祭を執り行ったり、青森ねぶた祭において廣田神社で奉納される津軽神楽が題材になって出陣したりと、特に青森が誇る郷土文化のねぶたにまつわることが沢山ありました。

参列者の皆様も思い思いの一年を振り返りながら、その時々の感謝を込めて一人ひとり丁寧に玉串を捧げて拝礼していました。

日付が変わる0時に近づくにつれ、境内の声がざわめき始めていました。

深々と降る雪の寒さが神気を漂わせとても清々しい気持ちになりました。

間もなく年が明ける直前はとても静かな特別な時間です。

 

最後の最後まで一礼に全身全霊を込めて拝礼しました。

金生稲荷神社　除夜祭

本社に続き末社の金生稲荷神社にて除夜祭を斎行しました。

本社よりも寒さ厳しい拝殿でしたが、その分神聖な雰囲気のもと斎行することが出来ました。

年々参拝される方も増え、今年は観光目的としても見学に来られる方も多く来られました。

境内では0時の報鼓とともに一斉に鐘を鳴らす音と、元日を迎えた喜びの声で湧き上がっていました。

今年はねぶた関係だけではなく、天皇陛下が慰霊遊ばされたパラオ共和国の慰霊祭の関係でもパラオ共和国樹立25周年記念式典に招待いただいたり、在日パラオ大使と食事したり、また、パラオ現地では各州知事や消防署長、警察署長らと意見交換、また在パラオ日本大使を表敬訪問したりと、大変貴重な機会に多数恵まれました。

更に明日からの正月期間では、社会人の方や高校生の方、また舞姫やその親御さん等と、幅広い関係の方々がご奉仕してくださる予定になっています。

他にもこれまでなかった試みや新しいことは増えてきましたが、常に廣田大御神様のもと責任役員、総代、氏子崇敬者皆さんの篤い崇敬の念によっていずれも滞りなく行うことができました。

今年一年も佳き年、麗し年となりました。

氏子崇敬者皆様の新しき一年が素晴らしい良き年となりますことを祈念申し上げます。