庚子　令和2年 皇紀2680年元旦を迎えました。新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

昨夜から雪はもちろん風が非常に強くあまり良い天気ではありませんでした。

それでも予報されていた天気よりは若干落ち着いたようで被害が及ぶような天気とならなかったのは一安心でした。

天候の影響からか早朝はあまり混みあうことはありませんでしたが、昼前頃か列ができはじめ、多くの方にお参りいただきました。

昼過ぎるとお参りも授与所も長い列をなしていました。

家族連れも多く小さい子も立派に拝礼していました。

そして恒例となった総代世話人さん方による「開運招福　餅振舞い」には沢山の方に集まっていただきました。

昨今、様々な衛生上の問題などで各地で中止になっているとききますが、氏子崇敬者のご理解もあり、毎年何とか続けられています。

今年も氏子の洋菓子エリーゼさんの店主が中心となって調理し、餅つきでは参拝にきた子供たちに体験してもらいました。

蒸かしたて、搗きたてのお餅を食べるのは昨今では珍しいため、出来合いのものとは違う食感に皆さん美味しそうに食べていました。

毎年、沢山の方に分けられるよう300個以上用意していますが、瞬く間になくなってしまいました。

こうした伝統行事を残して体験する機会を神社では大切にしていきたいと思っています。

屋根からの落雪と混雑緩和のため昨年から設置したテント式の授与所を今回も設けることにしました。

昨年よりかは周知ができたお蔭もあってかこちらも人で溢れ、餅振舞いの時には大変賑やかになりました。

善いことや悪いことがあっても新玉の年を迎えることでまた心機一転、心をまっさらにして輝く年を過ごすことがとても大切です。

一つ一つ節目をつけて新たな年を過ごしていただければ幸いです。

テント授与所は3日までとなりますが、寒さも吹き飛ぶような参拝の方々の熱気となりました。

荒廃していた廣田苑から10年以上掛けながら整備を進め、今年も過去最高のお参りになって様に思います。

また、新春の家内安全祈祷も年々お受けになられるご家族が増え終日ご祈祷を奉仕していました。

毎年受けているご家族ではすっかり玉串拝礼を覚えたのか、大人顔負けのようなくらい上手に拝礼していたお子さんもいました。

例年と違い今年は社会人から高校生、舞姫、その親御さんなど様々な方に正月の助勤奉仕をして頂いたため、大変賑やかにバラエティーに富んだ雰囲気になりました。

夕方前から再び天候が悪化してきましたが、それでも行列は止まず多くの方が並んでいました。

年毎に並ばないよう改善に努めていますが、その分、大変有難いことに参拝者の方も増えるため寒い中、お待ちいただいている状況です。

常勤で巫女や事務員をしている子達が、はじめて奉仕する人たちを上手くまわしてくれたので、正月奉仕の人達も覚えが早くすぐ奉仕することができました。

舞姫や親御さんも作務衣を着ながら、一生懸命縦横無尽に境内を駆け回り奉仕してくれました。

こうした光景に廣田神社の御縁がどんどんと繋がっていることを感じると共に大変嬉しく思いました。

そして何よりも、毎年毎年、こうして多くの方にお参りいただけること非常に感激しております。

まだまだ、巫女もはじまったばかりで不慣れな対応になりますが、どうぞ寛大な心でお受けいただければ幸いです。

提灯の神妙な明かりが一日中辺りを照らしながら一年の始まりも無事に終了しました。

春祈祷（家内安全）・・・http://hirotajinja.or.jp/page-26683/

新年特別祈祷・・・http://hirotajinja.or.jp/page-31215/

厄年/星厄年について・・・http://hirotajinja.or.jp/page-4616/