令和2年1月7日に焼納祭（どんと焼き）が執り行われました。

早朝より青空が一面に広がる驚く程の良い天気となりました。

あまりの天気の良さに平日にもかかわらず相当早い時間から皆さんお参りしてしめ飾り等を納めにきていました。

これまで神社とは関係ないものも納められることが多かったのですが、ここ数年ルールの徹底をしてきたこともあり近年はそういったものも少なくなりました。

昨日が仕事始めということもあり、今日も社殿では法人の祈祷が続いていました。

出勤の時間帯になると会社に行く途中にお参りして納められる方も多く見受けられました。

昨年からは役員総代だけではなく助勤にもご奉仕してもらい、受取もより円滑に進むようになりました。

更には廣田通りが渋滞になってしまうので、昨年より警備員を雇って交通整理をしているため比較的にスムーズに進んでいました。

ただ今年は例年以上に多くの参拝となり、時間帯によっては一時混雑が解消しきれない時が発生したため近隣の方、参拝者の方には大変ご迷惑をお掛け致しました。

神事が始まっても好天が続き沢山の方がお参りの足を止めて参列してくださいました。

大祓詞で一切の罪穢れを祓い清め、焼納祭祭詞を奏上して一年間お世話になった廣田大神様はじめ八百万の大神様に感謝の念を伝えて元のお社へとお還へりいただきました。

責任役員、総代長が代表して玉串を奉奠して一年の感謝を神様にお祈りいたしました。

そして、最後に神聖な忌火をもって宮司が点火してお焚き上げしました。

煙が立ち昇り火が見え始める、と感嘆の声と同時に参列していた皆さんが手を合わせてお祈りしていました。

今年は多くの方がルールを守ってくださったので燃え上がる炎も非常に綺麗な色をしていました。

更に天候も良く風も全くなかったため真っすぐに天に向かって火柱が立っていました。

廣田神社の焼納祭は一年間お守りいただいた神様に感謝を捧げて慰める”神事”です。

一年の感謝を伝える神事だからこそ、しっかりと節度ある行動をとることが、何よりも神様の御神意に叶う行いだと思います。

大方皆さんしっかりとルールを守ってくださいましたが、一部の方はまだまだ非常識な方がいらっしゃいます。

あまりに決まりに逸脱したことが多くなると、神事そのものの斎行を検討しなくてはなくなってしまいます。

残念な方向に進まないよう、しっかりと感謝の気持ちを以て納めていただければと思います。

昨年一年の感謝を捧げ、今年もまた新しいお神札を祀り、お守りを戴きまして佳き年、麗し年となるよう健やかにお過ごしください。

尚、廣田神社で頒布しているお神札、お守、その他は常時お預かりしておりますので必ず社務所までお持ちください。