蟹田八幡宮の焚上祭(どんと焼き)が執り行われました。
2020.1.18 -[社務日誌]
令和2年1月15日に外ヶ浜町蟹田地区に鎮座している蟹田八幡宮において焚上祭(どんと焼き)が執り行われました。
青森市は積まれた場所以外はすっかり雪が解けてしまっていますが、蟹田の町は雪そのものが完全に消えていました。
それでもヤマセの風は吹き荒び、海を大きなうねりで波打っていました。
いつも奉仕をいただいている総代方をはじめ、蟹田地区コミュニティ協議会の方も参列さました。
というのも、蟹田地区コミュニティ協議会主催の観瀾山公園海水浴場休憩所前で毎年開催されるどんと焼きは、例年、蟹田八幡宮の焚上祭で御神前に供えられた忌火を以て点火されるためです。
そのため、焚上祭終了後に忌火を専用のランタンに移して蟹田地区コミュニティ協議会が大事に会場へ持っていかれます。
社殿での祈願祭の後には蟹田八幡宮に直接納められた御神札、御守、熊手、破魔矢等を祓い清めました。
また、総代方にも御神前にお供えされた米、酒、塩、水を散供して祓い清めてもらいました。
その後、境内の一角にて蟹田八幡宮に持ち寄られた納め物に火を点けて焼納し滞りなく斎行いたしました。
今年は雪が少なかった影響からか、大晦日、初詣の参拝はここ数年では一番多かったそうで皆さん大変喜んでいました。
合同どんと祭へお手伝いに向かった総代さん以外は社殿内にて直会が行われ和やかに懇談しました。
昨年の感謝と共に今年一年の更なる繁栄をお祈り申し上げます。