舞姫会の書き初めが行われました。
2020.1.20 -[社務日誌]
令和2年1月18日に舞姫会の書き初めが行われました。
新年はじめの稽古は毎年書き初め大会をしています。
ということで、2人ずつ書くために先ずはくじを引いてもらい番号を決めました。
この番号は書き初め後のゲームでも必要になってくるためしっかりと覚えておいてもらいます。
番号が決まったところで、早速舞始めとなる稽古を行いました。
先ずは感覚を取り戻すために唱歌の稽古から行います。
しっかりと拍が取れているか、呼吸を合わせることが出来ているか、確かめ合いました。
その後、早速舞の稽古になりましたが、舞姫の妹ちゃんである幼稚園児も一緒に舞っていました。
まだ歩くことすらできない頃から稽古をずっと見に来ているので、いつの間にか教わらなくても舞えるようになっていました。
舞姫の皆も良い意味で気を遣わずに一緒に稽古に臨んでいました。
全員で舞った後はチームを別けて舞いました。
多少忘れている場面もありましたが、綺麗にみんな舞えていました。
舞始めだからこそ真剣に稽古をして気持ちを真っすぐにします。
細かい部分も伝えながら限られた時間で修正していきます。
それに応えて舞姫達ものびのびと適応していきました。
最後はもう一度全員で舞って終了となりました。
舞の稽古が終了したところで早速書き初め大会の準備を始めました。
昨年の抱負の写真が掲載されているフォトブックを確認してどんな目標を立てていたのか確認してもらいました。
先ずは先生から書き初めの説明が行われました。
その後、宮司から筆の扱い方、書き方などを手本を示しながら説明しました。
一通り説明が終わったところで始めに決めた順番通りに今年の抱負を書いてもらいました。
それぞれ悩みながらも考えてきた思い思いの字を書いていました。
一発色紙書なので、新聞紙に軽く練習してから書く子もいましたし、躊躇なく色紙に書きはじめる子もいたりと千差万別でとても面白かったです。
舞姫の妹ちゃんも折角なので、事前に考えてきてもらい助けてもらいながら書きました。
書き終わったあとは皆で拍手して称えました。
書き終わった色紙は宮司より印を押してもらい、完成となりました。
舞姫が終了したところで、先生も書きました。
いつも補助してくれている巫女さんも一緒に書いてもらいました。
そして最後は宮司が書いて書き初め大会も終了となりました。
例年であれば一人ずつ書いた字を見せながら抱負を発表しますが、今回は時間の都合上、写真を撮影して終了となりました。
一旦休憩時間を取りみんなから頂いたお土産のお菓子を食べながら一息つきました。
全国様々なお菓子が集まったので思い出話を聞きながら楽しく休憩しました。
休憩もほどほどにしたところで、正月を味わってもらおうと今年はかるた大会を実施しました。
昔は家族親戚が一堂に集まるため大人数でできる遊びも沢山ありましたが、昨今は核家族化もありこうした遊びも減ってきています。
そこで楽しさを知ってもらおうと、やってみることにしました。
意外とかるたをやったことがある子も多く、とても白熱しました。
加えて一番枚数を取っていたのは4歳の妹ちゃんと小学2年生の舞姫でした。
とても盛り上がったところで、これも昔ながらの遊びであるけん玉競争を行いました。
2チームに分かれ、どの箇所でも良いのでけん玉を挿したら交代していき早く終えたチームが勝利となります。
こちらもまさかの一発で入れる舞姫が続出であっという間に決着がつきましたが大変盛り上がりました。
こうした昔の遊びが現代からすると逆に新鮮なのかいずれの遊びも仲良く楽しむことができました。
勝ち負け以上に一緒に楽しむ空間を共用するということが大事な遊びでもありました。
今回もあっという間に時間が過ぎ終わりの会となりました。
今期で卒業する舞姫も何名かいるので来月、再来月も稽古はありますが、全員一緒に舞って遊ぶのは今日が最後になるかと思います。
最後の最後まで仲良く元気に楽しく過ごすことができて何よりでした。
また、機会があれば卒業してもいつでも遊びにきてくれればと思います。
最後に恒例のお年玉を宮司よりプレゼントして終了となりました。