全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

青森田中学園感謝祭(針供養)が執り行われました。

2020.2.9 -[社務日誌

令和2年2月8日に青森田中学園感謝祭(針供養)が執り行われました。

青森田中学園 感謝祭

青森田中学園様では昭和21年の創立以来、絶えることなく針供養が続けられ、一年に一度、物を大切にして感謝するという心を自覚させるために園児等をはじめ学園関係者が揃って感謝祭を執り行っています。

青森田中学園 感謝祭

そもそも針供養とは、私たちの生活に欠くことができない衣類を縫製するにあたり、日頃かたい布を指している針をやわらかい豆腐へ刺すこで保養し休んでもらうよう慰める行事です。

青森田中学園 感謝祭

その針供養は全国でも2月8日の事始めに行われるのが一般的で、この日に服飾に関係する方々はそれぞれ持ち寄った針を豆腐にさして慰めます。

青森田中学園 感謝祭

毎年、針供養の日は吹雪いているのですが、案の定久し振りに前日から降雪があり雪が積もっていました。

青森田中学園 感謝祭

今年も青森中央学院大学大学院、青森中央学院大学、青森中央短期大学、青森中央短期大学附属第一幼稚園、第二幼稚園、第三幼稚園、中央文化保育園、浦町保育園、特別養護老人ホーム三思園、青森中央経理専門学校、青森中央文化専門学校から400人近い教師・生徒・園児等が参集して執り行われました。

青森田中学園 感謝祭

青森田中学園様では針供養という名称ではなく感謝祭としているのは、針だけではなく、それぞれの施設で日頃から使用しているコンピューターや包丁、書籍、おもちゃなど、欠かせない大事な道具や物も一緒に慰めるためです。

青森田中学園 感謝祭

今年も祝詞奏上後、供養の儀式として青森中央文化専門学校の学生代表数名が、使い古された針を豆腐に刺して供養し、さらに学生代表が感謝の言葉を神前に捧げました。

また、神事後には10分程度の講話の時間を設けて頂き、針供養の感謝の心と共に、勉強を通して感謝する、心豊かな生き方とは何かについてお話しさせていただきました。

青森田中学園 感謝祭

そのような講話も園児達をはじめ、皆さん真剣に聞いて下さいました。

その後、学生による海外留学をとおしての交流体験発表と、続いて幼稚園、保育園の園児らによる感謝の言葉と「おもちゃのちゃちゃちゃ」の合奏をして一生懸命に感謝の心を伝えていました。

青森田中学園 感謝祭

 

感謝祭終了後は学園で使用する新しい車両も祓い清めました。

ものに溢れている時代だからこそ、一つ一つ大事にする心を育む事が何よりも大切なことです。

青森田中学園の先生、生徒を始め、関係者皆様の益々のご繁栄とご多幸を祈念申し上げます。

青森田中学園・・・http://www.aomoricgu.ac.jp/gakuen/