内真部大山祗神社の祈年祭並び春祈祷並びどんと焼きが執り行われました。
2020.2.14 -[社務日誌]
令和2年2月11日に青森市内真部地区に鎮座する内真部大山祗神社の祈年祭並び春祈祷、どんと焼きが執り行われました。
異常な暖冬で雪がすかっり無くなっていたそうですが、ここ数日の降雪で境内は真っ白になっていました。
それでも空は青空が広がり、気温も2月というよりかは冬の終わりを間もなく告げる3月頃の寒さでした。
春祭りは五穀豊穣を祈る祈年祭と氏子それぞれの新春祈祷を併せて行っています。
今年は春祈祷の申込みはありませんでしたが、五穀豊穣、産業繁栄の祈年祭はしっかりとお祈り致しました。
今年の正月に合わせて総代さんが拝殿内の囲炉裏の砂利を敷き詰めなおしたり、灰を新しくしたりと綺麗に使用できるようご奉納くださいました。
また、経年劣化で襖の木組み部分に隙間ができたり、障子のガラスが透明なものやくもりガラスになっていたりなど、全体で統一されていなかったのを春祈祷前に修復、ガラスの付け替えをしてくださいました。
神事終了後には境内の一角にてどんと焼きが行われました。
今年は雪が少なかったため掘ることはなく、周りの雪を集めて囲いを作っていました。
納められた御神札やしめ飾りなどを宮司がお祓いした後、総代方で米塩などを散供して祓い清められました。
炎々と燃えていましたが、今年は例年よりも納められるものが少なく、人口が減っている寂しさも感じました。
神事終了後は直会となり、正月の話などを交わしながら楽しく懇親を深めました。
また手作りの赤飯や漬物も作ってくださり、美味しく頂きました。
氏子皆さんが今年一年も佳き年となるよう祈念申し上げます。