全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

上小国小国神社の祈年祭が執り行われました。

2020.3.12 -[社務日誌

令和2年3月8日に外ヶ浜町上小国地区に鎮座する上小国小国神社の祈年祭が執り行われました。

上小国小国神社 祈年祭

外ヶ浜町でもここ数十年で体験したこともないほど雪が降らなかったそうで、例年であれば残雪でまだまだ境内が覆われていますが、すっかりと春の装いになっています。

上小国小国神社 祈年祭

その分、総代さん達はご奉仕しやすかったようで、いつもより早く作業できたそうです。

上小国小国神社 祈年祭

小国神社は非常に珍しい神社名ですが、明治時代の神社合祀令の際に小国地区の各神社を合祀するということで、これまでの稲荷神社という名称から地区名を付けた小国神社へと変更されたそうです。

上小国小国神社 祈年祭

ただ、実際には小国地区のなかでも、それぞれの神社を存続していこうという氏子さん方の篤い崇敬もあり、結果的には合祀されず、それぞれの集落に現在も神社が鎮座しています。

上小国小国神社 祈年祭

こちらの上小国地区はいち早く農事組合法人を立ち上げて農林水産省から表彰を受けたり、秋祭を復活させてお山参詣の行事を行うなど、世帯の少ない地区ながらも積極的に活動されています。

上小国小国神社 祈年祭

そのようなこともあり、数年前より青森県の地域おこしのモデル地区にも指定され、いきいき地域づくり検討会を発足して、地域の方々はもちろんのこと、県内外の大学生や行政の方々と一緒に様々活動を展開されています。

上小国小国神社 祈年祭

人口減少にありながらも、前を向いて活動され、神事終了後の直会でも話題は尽きませんでした。

上小国小国神社 祈年祭

沢山の神饌を調理した手料理を頂きながら楽しく過ごしました。

五穀豊穣、産業発展、氏子さんにとって今年一年も佳き年となるよう祈念申し上げます。