蓬田八幡宮の祈年祭並び春祈祷が執り行われました。
2020.3.27 -[社務日誌]
令和2年3月22日に蓬田村蓬田地区に鎮座する蓬田八幡宮の祈年祭並び春祈祷が執り行われました。
春祭りでは五穀豊穣を祈る祈年祭と氏子それぞれの新春祈祷を併せて行っています。
すっかり雪の名残も無くなり青空が広がる春らしい天気となりました。
春祭りでは春祈祷も併せて行うため、秋祭りよりも多い参列者となりました。
新型コロナウィルスの問題もありますが、こういった時だからこそ、良い一年になるよう皆で一緒にお祈りしました。
今回、第三鳥居が老朽化によりいつ倒れてもおかしくない危険性があるということで、新たに作り建てるために解体の祈願祭も行われました。
宮司によって祓い清められた後、役員氏子総代の皆さんで散供して工事安全を祈願しました。
更に境内横には蓬田城主であった相馬家が、代々崇敬していた氏神である九州の宗像大明神を勧請して創建されたといわれる弁天社が鎮座していますが、その鳥居も腐食して倒れる寸前ということで解体の祈願祭を行いました。
弁天社は杉林奥に鎮座しており、とても神妙な雰囲気の落ち着いた場所です。
実際に見てみると、笠木部分は崩れ、支柱も揺らいでいる状態で非常に危険な状態でした。
先程同様に宮司が祓い清めたあと役員氏子総代によって散供されました。
危険な鳥居だったため、無事神様に解体の報告ができたことで皆さんとても安堵しておりました。
神事終了後は直会として、お供え物を皆さんで分けて終了となりました。
五穀豊穣、産業発展、氏子さんにとって今年一年も佳き年となるよう祈念申し上げます。