青森市青森消防団はしご組のはしご入魂安全祈願祭を執り行いました。
2020.4.28 -[社務日誌]
令和2年4月26日に青森市青森消防団はしご組のはしご入魂安全祈願祭を執り行いました。
青森市青森消防団にて、はしご乗りの《はしご》が新調されたということで、入魂並び演技安全に加えて新型コロナウィルス疫病退散の祈願を執り行いました。
はしご乗りは雨乞いをして火災防止を祈願する纏い振りと同様に、消防団の益荒男達による勇壮な演技のひとつで、9mものはしごに自身の肉体のみを使って昇り、更にその上で様々な型を披露するものです。
はしご乗りの由来は幾つかあるようですが、現在は出初式で行うことで、隊員の士気を上げ、火災防止、事故防止を祈願する伝統行事となっています。
本来であれば、関係者揃って参列される予定だったそうですが、今回の感染拡大を鑑み、代表の方々のみ参集しての祈願となりました。
今年の観閲式で新調したはしごを使用して演技を披露する予定だったそうですが、現在の状況を踏まえ、今年は中止になるというこでした。
一刻も早く新型コロナウィルスが終息し、来年の観閲式で益荒男達の勇壮な姿を見られることを楽しみにしたいと思います。
世の平安と隊員等の安全を祈願いたします。