総合消防訓練を実施しました。
2020.6.13 -[社務日誌]
令和2年6月7日に恒例の総合消防訓練を実施しました。
当神社では年に2回行っていますが、訓練ごとに災害の想定を変えて行っています。
今回は社務所の台所から火災が発生したため、初期消火と避難誘導を行って通報するという想定のもと、訓練を実施しました。
先ずは巫女さんに火元を発見して初期消火をしてもらいました。
その後、館内放送で火災発生を連絡しながら、職員全員で館内で逃げ遅れた人が居ないか叫びながら見回りをしました。
無事避難誘導が成功したという設定のもと、防火管理者に状況の伝達をして避難訓練は終了しました。
次に実際に火事が起きた際の通報訓練として、予め訓練を伝えておいた消防署に実際に連絡してみました。
本物の消防署へ繋がるため、最初は緊張していましたが、しっかりと的確に情報を伝えていました。
最後に敬神会清掃奉仕に来ていた親子も一緒に消火訓練を行いました。
いざ、火事が起きた際、火元が判明し、燃え広がる前であればこの初期消火というものが大変重要になってきます。
そのため、いつ何時でも正しく使用できるようにするため全員で行いました。
訓練といえども実際の現場を想定して声を出したり現場へ確認に行ったりします。
実際にこうして体験しておかなければ、いざ有事が起きた際に慌ててしまい一分一秒を争う避難が遅れてしまいます。
そのため年2回とはいえ常日頃から様々な想定のもと訓練をしていることが、万が一の際の大きな力になると思います。
内容としては大きく分けて3点の訓練を行いました。
1、消火訓練 廣田会館1階の台所から火災発生を想定し、消火器を噴射する動作を行う。
2、通報訓練 館内放送をかけ、実際に訓練用119当番の電話を消防へかける。
3、避難訓練 館内放送により玄関へ避難誘導をする。
不特定多数の人が出入りするからこそ、しっかりとこれからも続けていきたいと思います。
神社内で災害が起きた際は、救助隊が来るまでは神職が誘導しますので、必ずルールをお守りください。