舞姫会の稽古を行いました。
2020.6.17 -[社務日誌]
令和2年6月12日に舞姫会の稽古を行いました。
先週に引き続き今年度2回目の稽古となりました。
欠席も数名いましたが、皆元気よく集まってくれました。
先ずは、はじめの会で全員で稽古をさせていただくご挨拶を玉串を捧げてお祈りいたしました。
原則マスクを着用して行いますが、ここ数日、夜でも暑さが引かなくなってきているので、無理せずに調整しながらつけてもらいました。
舞いに入る前に先ずは唱歌の稽古をしました。
新しい舞姫達も一緒に見様見真似で手で拍を取りながら、先輩方の歌を聞いて一緒に参加してもらいました。
何度か繰り返した後、歌や拍が残っているうちに舞の稽古へと移りました。
久し振りの舞ということで、動きを確認しながら一人舞を行いました。
新しい舞姫も唱歌の時と同様に、先輩方の動きを見ながら混ざってもらいました。
舞も足の使い方や手の動きなど、舞の先生方の解釈によって微妙に変化していくので、新しくなった動きで指導しました。
これまで舞っていたのとは違う動きもあるので、苦戦していましたが、徐々に修正していきました。
新しい舞姫達もまだ二回目とは思えない程、先輩方の舞によくついていってました。
今年は新型コロナウィルスの影響により、現時点で舞を奉納する予定が新嘗祭しか決まっていないため、目標に舞うかってという気持ちが難しいですが、とてもよく集中して稽古に臨んでくれています。
コロナ禍がおさまり、祭事やイベントなどもこれまで通りに行われるようになれば、他にも奉演、出演できる機会があるかもしれませんので、いつでも万全の状態にしておきます。
何度か舞った後は、新しい舞姫も入会したということで、お辞儀等の拝礼のお作法を皆で学びました。
油断すると気付かないうちに自己流になってしまうのがお作法ですので、他の舞姫もしっかりと復習してもらいました。
この拝礼の動きも舞の基礎的な動きに大いにかかわっていきますのでしっかりと覚えてもらいます。
こうしたお作法は相手に嫌な思いをさせないための一つの方法であり、自分自身を律することもできる大事なものです。
現在、お稽古時間も短縮して行っているため、あっという間に終了してました。
終わりの会ではさっき習ったことをしっかりと復習しながら玉串拝礼をして終了しました。