全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

例大祭が執り行われました。

2020.6.27 -[社務日誌

令和2年6月20日に一年で最も重要な神事である例大祭が執り行われました。

例大祭

一年で最も大切なまつりである例大祭ですが、今年は昨日の前夜祭に引き続き、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、境内装飾は一切行わず、参列者も責任役員、総代、関連団体の長のみでの斎行となりました。

例大祭

例年であれば、東青地区管内の神職が参集し、300年の歴史を誇る津軽神楽が奏され、氏子崇敬者から奉納されますが、今年はそのようなこともあり、苦渋の決断ではありましたが、取りやめといたしました。

例大祭

実際、津軽神楽が奉納される6月から9月に執り行われる神社のほぼ全てが中止となっており、神事のみの斎行となっています。

例大祭

ただ、規模を縮小したとはいえ、神事を粛々と斎行して祈ることは神社の役割として削いではいけいため、例年と変わらない心持ちでご奉仕しました。

例大祭

責任役員、総代方もお互い距離を保って参列しました。

例大祭

神様にお供えする神饌も祭式行事作法に則り、一台一台丁寧に御神前へ奉りました。

例大祭

今年は日本最大のお祭りでもある青森ねぶた祭も中止となり、その余波は大きく、そうした影響もあり、前夜祭の宵宮も軒並み中止になったという一面もあります。

例大祭

それでも初穂料をはじめ、奉献酒や奉献花なども変わらず氏子崇敬者の皆さんからご奉納いただきました。

例大祭

国の隆昌、皇室の弥栄、世界の共存共栄、そして氏子皆様のご多幸はもちろんのこと、新型コロナウィルスの早期終息も殊に祈りを込めてしっかりと祝詞を奏上いたしました。

例大祭

宮司の玉串奉奠もそうした願いを懇ろに込めて奉りました。

例大祭

幸い、他国の状況と比べると圧倒的に感染拡大は防げた数値となりましたが、それでも新型コロナウィルスで苦しむ人や亡くなった人が全くいないというわけではありません。

例大祭

そうした状況も鑑み、今回のような感染拡大防止の処置をしましたが、祈りは必ずや神様に伝わったことと思います。

例大祭

参列された方々も気持ち、例年よりも深く長く祈りを込めていたように思いました。

例大祭

人身的な問題だけではなく、経済的に困窮し、低迷する危惧も今後より一層大きくなる中で、どのように付き合っていかなければならないのかが今は問われています。

 

例大祭

様々な想いをそれぞれ抱えながら、この問題を克服し、生活していかなければなりません。

例大祭

一切の厄、災い、病を祓い除ける病厄除守護神、廣田大神様の大御威を戴いて一刻も早い終息をお祈り申し上げます。

例大祭

最後は恒例の集合写真を撮影し、直会は中止としましたので、お弁当に代えさせていただき終了しました。

例大祭

これより一年が平穏な日常へとなりますことをお祈りいたします。