舞姫会の稽古を行いました。
2020.7.7 -[社務日誌]
令和2年6月26日に舞姫会の稽古を行いました。
段々と蒸し暑い日が続くようになってきましたが、体調を崩す舞姫もいなく、元気に集まってくれました。
徐々に日常生活も戻ってきましたが、もちろん、舞姫会でのうがい手洗い、またマスク着用などの感染予防はしっかりと意識しながら稽古を行っています。
はじめの会を行って神様に皆できちんとご挨拶します。
新しい舞姫達もすっかりと板につき、玉串拝礼からはじまり、先生への返事も上手に出来るようになってきました。
今年度一回目の奉納となる金魚ねぶた献灯祭まで、残り一ヶ月程ということもあり、早速、唱歌の稽古に入りました。
唱歌がしっかりと出来ないと、拍が取れず、音や周りの動きに合わせられない上に、何よりも歌詞を知ってその想いを載せながら舞うことができません。
そのため、何にしても、先ずは唱歌を習得することが舞上達への一歩であり、最も大事な基本となります。
新しい舞姫達も初めての稽古に比べて格段に歌えるようになっていました。
その唱歌が頭に残っているうちに舞の稽古へと移ります。
金魚ねぶた献灯祭では、新しい舞姫も参加予定のため、一人舞をみんなで舞うことになります。
それでも複数一緒に舞う以上、お互いに呼吸を合わせて舞わないとちぐはぐな舞に見えてしまうため、舞そのものを覚えることも大事ですが、そいった意識も持って臨んでもらっています。
先輩舞姫も、何度も何度も確認しながら、これまでの舞から変更になった動きなどを修正できるよう頑張っていました。
また、新型コロナの感染予防の対策により、時間を短縮しての稽古のため少しでも時間を有効に使用するため、何度も繰り返しました。
金魚ねぶた献灯祭当日も舞の座へ向かうために、参進退下がありますので、その確認も行いました。
向かう場所や舞う場所、人数や広さによっても参進退下、また場所取りなど全く変わってくるため、意外と難しい動きになります。
これも繰り返し稽古することで、感覚を研ぎ澄まし、どのような場面でも対応できるようにしていきます。
新しい舞姫も先輩舞姫の間に入りながら、うまく出来ていました。
あっという間の稽古終了となり、すぐ終わりの会にしました。
準備が整うまで、黙想し、今日一日を振り返って見つめなおします。
それぞれの今日のお稽古の感想を述べて無事神様に報告できました。
金魚ねぶた献灯祭は7月25日19時となっております。