舞姫会の稽古が行われました。
2020.8.25 -[社務日誌]
令和2年8月7日に舞姫会の稽古が行われました。
今年は自粛要請があったため、舞姫会の稽古も数か月間行うことが出来ませんでした。
そのうようなこともあり、今年は金魚ねぶた献灯祭の期間中にもぜひ、夏を感じてもらおうと稽古日をいれました。
舞を奉納しているため献灯祭初日にも見ていますが、改めてみても興味津々なようで楽しそうにしていました。
折角なので、始めの会を外で行うため、参道を通って金魚ねぶたを楽しみながら拝殿へと向かっていきました。
先ずは神様にしっかりとご挨拶してからはじめます。
神様にご挨拶したところで、改めて金魚ねぶたの説明をしながら見学していきました。
また、コロナ禍により今年は合宿が開催できず、神社の勉強もあまりできなかったので、境内を周りながら由緒の説明などしました。
もちろん、五社参りということで、末社についたらご挨拶しました。
廣田苑では、神池の黒さに驚きながら頑張って亀や金魚などの生物を探していました。
夜の稽古のため、普段あまりお参りできない、神苑裏の乃木神社や二十三夜大神様にもしっかりとご挨拶しました。
もちろん、由緒などもしっかりと先生から聞いて勉強しました。
一通り神様へご挨拶して説明したところで、暗くなるまで舞の稽古もしました。
よく出来る子達で、すぐ頭と体のスイッチを切り替えて真剣に稽古に臨んでいました。
暑さに負けず、一生懸命がんばりました。
何度か舞ったところで外もすっかりと暗くなり、金魚ねぶたも綺麗に点灯されてきました。
お参りに方も暗くなるにつれ多くなってきていました。
今日は献灯祭の最終日ということで、ネブタ祀りの「自由な灯籠つくり」で、これまで作られた灯籠を全て神池に流すということで、舞姫達も制作してみました。
最初は色々悩んでいましたが、いざ描きはじめると真剣になり、とっても上手に作っていました。
それぞれの個性が活きたデザインがとても面白くできていました。
作ったところで、一緒にきていた親御さん達と写真を撮ったりもしていました。
一斉に神池へ流すまででの間、同じところで行われているねぶた囃子を楽しみました。
今日はナヌカ日ということもあり、囃子の音色もいつもとは雰囲気が違いました。
良い時間となったところで、舞姫や来ている子供たちに灯籠を流してもらいました。
ゆったりと煌めきながら流れていく様子にとても楽しそうに眺めていました。
流し終わったところで、最後は手持ち花火をやりました。
今年は青森ねぶた祭りどころか花火大会も中止、家でもこうした行事も憚られていましたが、広い境内でゆったりと出来るという事で、大人も子供もはしゃいでいました。
とても夏らしい良い風景となっていました。
終始、ねぶた囃子の太鼓をたたいてみたり、跳てみたりと、とても充実した一日となりました。
良い夏の思い出が出来ました。