全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

中師稲荷神社の例祭が執り行われました。

2020.9.23 -[社務日誌

令和2年9月13日に外ヶ浜町中師地区に鎮座する中師稲荷神社の例祭が執り行われました。

中師稲荷神社は大正12年に久邇宮邦久殿下よりその眺望から観瀾山(かんらんざん)という名前を賜った由緒ある山に鎮座しています。

今回、コロナ禍により、春の大祭に続き秋の大祭も中止か否か直前まで協議されましたが、春に完成した屋根修理の竣工祭も再び延期になってしまうのは神様に申し訳ないということで、マスク等の対策をして斎行することになりました。

一昨年、自治体中心の運営だったところから、諸事あり氏子総代中心の奉仕になってから参列される方も徐々に増え、長年の懸念だった屋根修理も氏子皆さんの篤い募財を以て見事完成に至りました。

そのようなこともあり、今回の秋祭も昨年以上に参列してくださる方が増えました。

社殿にて秋の稔りの収獲感謝と屋根修理の無事竣工を祈願した後、直接屋根をお祓いいたしました。

次の世代にしっかりと神社をつなぐため、今できることはやっていこうという総代方の気持ちもあり、見事に綺麗に完成しました。

拝殿には御寄付いただいた氏子の方々をはじめ、携わった皆さんの芳名を記し、神様にきちんとお伝えしました。

神事終了後は直会を開催し、春に斎行できなかった分、皆で楽しんで懇談しました。

陸奥湾は白波が経つほどヤマセ(偏東風)で荒れているような天候でしたが、とても楽しく過ごすことが出来ました。

稔りの感謝と来年も佳き年となることを祈念申し上げます。