舞姫会が行われました。
2020.10.10 -[社務日誌]
令和2年10月2日に舞姫会が行われました。
今日は久しぶりに参加の舞姫がきてくれたので、みんな喜んでいました。
先ずはしっかりとはじめの会で神様にご挨拶しました。
今回は早速、舞の稽古にはいりました。
久し振りの舞姫も参加してくれたので、先ずは一人舞で全員で舞いました。
久し振りにも関わらず、問題なく動きについてきてくれていました。
他の舞姫も細かく習っていた箇所を確認しながら、集中して舞っていました。
一回舞い終えたところで、先生より細かく指導をしました。
今日はたっぷりと稽古できるように舞のみとしていたため、集中して指導する事も出来ました。
次に2人は見学しながら、残りの2人で二人舞を舞いました。
新嘗祭で巫女舞を奉納する予定になっていますが、当日、舞姫が何人参加できるかにより、まだ二人舞か一人舞か決定はしていません。
そのため、どちらでも対応できるように両方稽古しています。
舞い終わったところで、見学していた2人に二人舞の説明をすると共に、注意点なども指導しました。
その注意点を意識しながら、次は二人舞を全員で舞いました。
今年、入会した舞姫はまだ二人舞の稽古はほとんどやっていませんが、とても上手についてきていました。
また、細かく受けた注意点も比較的、意識して出来ていました。
難所である二人向き合って舞うところも、思っていたよりも悪くなく、とてもよくついてきていました。
再び、舞い終わったところで、注意点を指導しました。
一回一回指導すべき点と、ある程度稽古を重ねた上で指導した方が良い点など、舞姫各人の状況によって違う部分もあり、そうしたところも指導する上で大切になってきます。
そのような中で、みんな素直に聞き入れ、すぐに体現して上手に舞っています。
お辞儀も角度だけではなく、腕の位置や手の向きなど、より綺麗に見えるためにしっかりと合わせていきます。
また、目線や次の動作への動線など、形だけではなく、その中で何を伝えている表現なのか、そういった気持ちの部分でも意識するだけで全く違う動きになってきます。
今回は集中して行ったため、まだまだ至らないとこはもちろん沢山ありますが、よく付いてきてくれました。
久々の舞のみの稽古でしたが、また一つ上達しました。
久々の再開に話も尽きないようで、とても楽しそうにお話ししていました。
新嘗祭まであと1ヶ月と少しですが、一生懸命稽古して臨みたいと思います。