舞姫会の稽古が行われました。
2020.10.22 -[社務日誌]
令和2年10月16日に舞姫会の稽古が行われました。
あっという間に季節も変わりはじめ、夜はすっかり寒くなってきました。
今日は久しぶりに参加してくれた舞姫もきてくれました。
また、今回は日頃当神社に助勤で奉仕して頂いている女性神職さんが、見学、参加したいということで一緒に行うことになりました。
先ずは神様にご挨拶するために始めの会を行いました。
その後、自己紹介をしてもらい、早速稽古をはじめました。
基本のおさらいということで、一人舞を皆で先ずは舞います。
息を合わせて、拍をしっかりとり、周りの動きにムラが出ることなく動いていきます。
目線や角度、足の運びなどもしっかりと意識します。
一度舞ったところで、確認しましす。
意識した角度や向きが頭で考えていることが、体現出来ているのか、細かく見ていきます。
それを踏まえてもう一度舞ってみます。
舞ったら、確認、舞ったら、確認、これを繰り返して理想の舞と自分の体をリンクさせていきます。
舞の動きというのは単調で複雑ではない反面、ちょっとしたズレやほんのわずかな違いでとても目立ってしまいます。
ですので、これぐらいでいいかな、これぐらいだろう、という精度では自分自身で思っている以上にはた目から見ると違って見えるということもあります。
ですから、何度何度も繰り返し稽古をして上達させていきます。
自分自身が上達することで、これまで気が付かなかった自分の劣るところも見えてきます。
それと同時に相手の舞もより深い見方ができるようになっていきます。
こうしてあっという間に今日の稽古も終了しました。
最後に一緒に稽古に参加してくれた神職さんにご挨拶をしました。
終了後、その神職さんからとても美味しいお菓子を頂戴しました。
今年、最初で最後の神事への奉納、しっかりと持てる力を出して舞いたいと思います。