全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

舞姫会で花育に参加しました。

2020.12.15 -[社務日誌

令和2年12月5日に当神社会場で行われた花育に舞姫会が参加しました。

花育というのは、子供たちの日常生活の中に、花や緑に親しみ、育てる機会を通して、やさしさや美しさを感じる気持ちを育むとための教育のことです。

青森県では、青森県花の国づくり振興協議会をはじめ、お花に携わる方々で、毎年、小学校などに出張して花育を行っていたそうですが、今年はコロナ禍によって中止になってしまったそうです。

そのような中、日頃、お世話になっている方とのご縁もあり、当神社舞姫会を中心に、廣田会館にて開催することになりました。

主催は青森県花の国づくり振興協議会、担当が日頃当神社の花手水のお花の提供などでお世話になっている「Y’s style」の蔵田由貴美先生が務められました。

新型コロナウィルス感染拡大の為、テーブルを囲んで皆でつくる形式ではなく、向き合わないよう、また、席を離して行いました。

また、マスク装着、検温、消毒なども実施して、最大限の感染拡大対策に配慮しました。

現役の舞姫だけではなく、卒業した舞姫も沢山来てくれました。

また、若干人数も余裕がありましたので、ご希望された一般のご家族の方も何組か参加しました。

先ずは舞姫会の先生である当神社権禰宜より挨拶、協議会社長、担当講師より挨拶が述べられました。

それから担当の蔵田先生より完成イメージの見本を消化しながら、お花の説明や手順をお話ししました。

とても可愛らしい見本に参加者皆さん、感動とともに不安を覚えたそうですが、優しく、丁寧にご指導いただき、徐々に出来上がってくると、とても楽しそうに作っていました。

また、親子でお花の色や種類が重ならないように、それぞれ病に異なるものを用意してくださり、お互いのお花を比べながら作っていました。

折角の機会ということで、舞姫会をお手伝いしてくれている巫女も一緒に参加させてもらいました。

親子楽しく話ながら作る子、一人で集中して作る子など、それぞれの形で思い思いの気持ちで楽しそうに作っていました。

いずれにしても、お花に親しむ気軽さと、お花のもつ美しさ、癒しさを感じてくれたようでした。

自然を畏れ、慈しみ親しむのは神道のとても大切な精神ですので、今後もこういった機会があれば積極的に参加、協力させて頂きたいと思います。