全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

細越神社のじゃばら大年縄奉納に参列しました。

2020.12.24 -[社務日誌

令和2年12月13日に細越神社のじゃばら大年縄(おおとしな)奉納に参列しました。

廣田神社の社殿に掲げられているじゃんばら注連縄を奉製して頂いている細越神社で、今年も大年縄が奉納されるということで招待いただきました。

細越神社は当宮司が兼務している神社ではありませんが、ご縁があって廣田神社のじゃんばら大注連縄を奉製して頂いたご縁から親しく参拝しています。

今年はコロナ禍により、感染拡大防止のため、公民館での大年縄の奉製も毎回の体温チェックやマスクの着用、また消毒の徹底などを実施して作りあげられたそうです。

そのようなこともあり、例年以上に困難な中での奉製となったそうです。

取り付け前の氏子地域の渡御は間に合いませんでしたが、それでも今年も変わる事無く、コロナ禍退散も併せて願い、神事を続けられたそうです。

じゃばら大年縄の奉納、取り付けでは、恒例の神饌のお餅で作ったお汁粉を食べて温まりながら見事に完成しました。

細越神社の大年縄奉納は吹雪くというのが通例ですが、今年も今年一番かという程寒く、吹雪く中での奉仕となりました。

最後はじゃばら大年縄の前にて集合写真を撮影して公民館へ移動して直会が開催されました。

直会では、来賓をはじめ、登山囃子の方々の招待もあり盛大に行われますが、今年は規模を縮小しての開催としたそうです。

直会の食事もご婦人方を中心に豪華な料理をたくさん作って振る舞われますが、今年はお弁当の用意となりました。

それでも、神饌で供えられた魚の汁物は振る舞われ、寒い奉仕の中で心温まる食事となりました。

現会長、奉製責任者からの挨拶に続き、僭越にも当宮司からも挨拶させていただきました。

コロナ禍にあっても神事を絶やさず、祈りを続ける氏子さん方の姿勢に感激いたしました。

こうして地域一体となって地元の伝統文化を守っていくことは、非常に大変なことですが、とても素晴らしい取り組みです。

無事奉納、誠におめでとうございました。