ねぶた師合作の色紙額を奉納しました。
2021.1.28 -[社務日誌]
令和3年1月18日にねぶた師合作の色紙額を宮司が廣田神社へ奉納しました。
こちらは新型コロナウィルス蔓延により中止となった、青森ねぶた祭りの山車である人形燈籠を制作する「ねぶた師」を応援するべく、青森公立大学生がクラウドファンディングで支援するために立ち上げた事業です。
青森ねぶた祭りは神社が主催のお祭りではありませんが、民俗文化として当神社も関わりある部分も多くあります。
その青森市が誇る青森ねぶた祭りをはじめ、郷土の歴史や文化を守り繋いでいくことも神社の大事な役目の一つです。
そのようなこともあり、更にはねぶたのもつ災厄退散の力に、全国唯一病厄除守護神の廣田大御神様の御神威を以て、このコロナ禍を鎮めるべく寄附をして協力させていただきました。
また、今回は宮司個人が寄附し、コロナ禍退散を願い、その返礼品であるねぶた師全員の直筆色紙が納められた額を、当神社へ奉納することにしました。
その願いを伝えるべく奉納奉告祭を斎行するにあたり、プロジェクトを立ち上げた青森公立大学教授の佐々木てる先生をはじめ、関係者ほかゼミ学生も参列してもらい、共に祈願いたしました。
学生の皆さんにも玉串を奉って拝礼いただき、一刻も早いコロナ禍の終焉と、青森ねぶた祭りの開催をお祈りいたしました。
地元マスメディアも多数来られ、非常に注目されました。
コロナ禍による負となった部分が大きいのはもちろんですが、それをただ悲願するだけではなく、今の自分達にしかできない経験を体験している今だからこそ、できることを一生懸命に取り組んだ青森公立大学生の気概はきっと神様にも伝わったことと思います。
まだ未定ですが、今後拝殿に掲げる予定ですので希望があれば多くの方に観てもらえるようにしていきたいと思います。