内真部大山祗神社の春祈祷が執り行われました。
2021.2.17 -[社務日誌]
令和3年2月11日に青森市内真部地区に鎮座する内真部大山祗神社の祈年祭並び春祈祷が執り行われました。
昨年に続き新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着きそうな兆しが見えていますが、様々な行事が中止となる中、それでもこうして神事を以てしっかりとお祈りしようとする姿勢は大変嬉しく思います。
青森県上磯地域の周辺では、春祭りは五穀豊穣を祈る祈年祭と氏子それぞれの新春祈祷を併せて行っています。
今年は春祈祷の申込みはありませんでしたが、五穀豊穣、産業繁栄の祈年祭はしっかりとお祈り致しました。
まだまだ青森は寒さが続きそうな気配で、ストーブを焚きながら神事を斎行しました。
このようなご時世でも新たな方の参列、奉仕もあり、社殿の中の掃除も一層美しくなっていました。
春祈祷終了後には境内地横の開けた場所に雪室のように穴を掘って焼納祭を執り行うのですが、今年は特に降雪が多かったため、人がすっぽり入れるような状態になっていました。
宮司による清祓いの後、役員総代さん方でお供えしていた米、酒、水、塩を以て散供してもらいました。
風は強かったですが、深く掘ってもらったので影響すること少なく、綺麗に燃えていました。
本来であれば直会と続きますが、感染拡大防止のためお弁当に替えて終了となりました。
夏祭りこそはまた笑い合いながら神様と共に直会を行えることを楽しみにしております。
氏子皆さんが今年一年も佳き年となるよう祈念申し上げます。