津軽地方で多くみられる「じゃんばら」と呼ばれる注連縄。「じゃんばら」とは「邪祓(じゃばらい)」が訛って転化したものといわれ、当神社では3年に一度、敬神会より奉納される。この様式の注連縄としては全国最大級となる。
奉製/細越大年縄保存会
〔伝承〕
十数年前。三厩村より参拝に訪れた子供が手水を済ませて神殿前の鈴を鳴らした所、突然紐から外れて大怪我をしてしまいました。
後日、宮司がお見舞いに行くと何かに怯えているような口調で、神社の周りに不吉な悪霊がいると騒ぎ出したため、急遽神事を執り行い祓い清めました。
さらに、再び不吉な禍いが起こらないようにと宮司が兼務している瀬戸子八幡宮の氏子に依頼し、【邪祓(じゃばらい)】を語源とする“じゃんばら型”の大注連縄を作ってもらいました。
すると、程なくしてその子供も元気に立ち返り事なきを得ました。
以来、不吉な事が起こることもなく、大注連縄をくぐりお参りすると、その複雑な文様で災いを絡め取り、心身が浄化されるといわれるようになりました。
そのため、現在でも3年に一度、廣田神社の崇敬団体である敬神会より奉納されるようになりました。
〔概要〕 ※第六回奉納時
・稲藁・・・一反歩(300坪)青天の霹靂
・縄・・・8m×右綯い(ない)76本、8m×左綯い(ない)×76本 合計 152本
・大きさ・・・横5m、高さ2,4m(じゃばら1,4m、垂れ縄1m)
・製作期間・・・縄を綯う1週間~10日(毎日10人~20人程) じゃんばら紋様の編み込み 1日(20人程) 延べ150人程
〔奉製〕
第1回(平成13年) 瀬戸子八幡宮
第2回(平成16年) 瀬戸子八幡宮
第3回(平成19年) 瀬戸子八幡宮
第4回(平成22年) 瀬戸子八幡宮
第5回(平成25年) 細越大年縄保存会
第6回(令和元年) 細越大年縄保存会
第7回(令和4年)細越大年縄保存会
第8回(令和7年)細越大年縄保存会