全国唯一病厄除守護神 廣田神社

[廣田神社について]3.乃木神社

御祭神 乃木希典命(のぎまれすけのみこと)

御祭神 乃木希典命

昭和8年(1933)9月13日創建。御祭神の乃木希典命は陸軍大将の重責を務め、晩年には第十代学習院院長を任ぜられ、自身の生涯を皇国日本の為に捧げた偉大な将軍でした。 その最期は明治45(1912)年7月30日に明治天皇が崩御せられ、大正元年9月13日に御大葬が行われた夜に、 【辞世の句】 うつし世を 神さりましし 大君の 御あと慕ひて 我はゆくなり 神あかり あかりましぬる 大君の みあとはるかに をろがみまつる を残し、乃木将軍と静子夫人は殉死を以て御聖恩に報い身罷られました。 御事蹟はもとより文武両道、質素と謹厳を兼備する崇高な人格に、後世御遺徳を偲び、国民普く敬仰し、神霊として祀る乃木神社が全国に創建されました。 当地で創建に至った経緯は定かではないが、もと官修墓地を境内に有し青森市初の招魂祭を斎行するなど、度々の戦禍で国難に殉じた戦没者を懇ろに慰霊し奉る当神社に、生前御参拝せられたと伝えられています。然るにそうした行跡に敬慕し、国に赤誠を尽くした神慮を畏み一入広く道徳の亀鑑とする為に鎮座に至ったのではないかと拝察するものであります。 尚、現社殿は昭和34年(1959)に鰊漁で一大財を得た外ヶ浜広瀬村(現蓬田村広瀬)の田中吉兵衛氏の邸宅にあった社殿が寄進されたものです。