人生儀礼とは生きていく上で人生の節目ごとに行う大切な儀式です。それは美しき心をもつ私たちの祖先から長きに渡り受け継がれてきた伝統文化であります。そのような人生の節目には必ず神社でご祈祷をし、神様へ感謝の気持ちと将来の安寧を祈願します。
安産祈願
犬の安産にあやかり戌の日に「腹帯」をもって赤ちゃんの無事と母体の安全を祈る安産祈願をしましょう。
1月 | 11(木)・23(火) |
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2月 | 4(日)・16(金)・28(水) |
3月 | 11(月)・23(土) |
4月 | 4(木)・16(火)・28(日) |
5月 | 10(金)・22(水) |
6月 | 3(月)・15(土)・27(木) |
7月 | 9(火)・21(日) |
8月 | 2(金)・14(水)・26(月) |
9月 | 7(土)・19(木) |
10月 | 1(火)・13(日)・25(金) |
11月 | 6(水)・18(月)・30(土) |
12月 | 12(木)・24(火) |
命名奉告祭
赤ちゃんが生まれた日から数えて七日目のお七夜に命名するのが古くからのしきたりです。そして、一生を共にする名前を名づけた際には、これからもお守りいただくように感謝の気持ちを込めてご祈祷をします。
初宮詣(お宮まいり)
生後初めて神社にお参りし、母子共に安全に、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し、健やかに成長するよう祈願する儀式です。全国的には生後30日前後に参る所が多いようですが、ここ青森の津軽地方では男の子は生後120日、女の子は生後110日頃に参拝します。いずれにしても家族一同で心を込めてお祝いする儀式ですので、皆さんが都合のよい日にご祈祷されるのがよいでしょう。
初節句祈願
子どもが誕生して初めて迎える節句の日で、将来の活躍を祈願します。中でも女の子は3月3日(桃の節句)男の子は5月5日(端午の節句)にご祈祷をしてお祝いします。ただし、生まれてまもなく節句を迎える場合は翌年にご祈祷されても結構です。
誕生祭
生後満1年目の誕生日にお祝いをします。この頃になると食べられる物も多くなり、大人の言葉も理解し始めます。このようになるまで育った感謝と今後の成長を祈願し、神社でご祈祷をします。
七五三詣
古くから三歳(髪置)五歳(袴着)七歳(帯解)のお祝いをしてきました。一般には11月15日ごろから神様にお参りしますが、青森市では雪の関係もあってか10月頃よりお参りする方が多いです。三歳のときは子どもの成長期のひとつの”ヤマ”と考えられ、五歳には物事を理解し始め、七歳には幼児期の終わりとして各年が重要な境目として考えられてきました。その大切な時期に子どもの成長を神様に祈願してお祝いをします。
入学・卒業祝奉告祭
入学や卒業というものは本人のみならず親にとっても大切な感動の日であります。ですから、神様やご先祖様のおかげで、ここまで立派に成長できた感謝の気持ちと、これからの学業成就の祈願を執り行います。
成人奉告祭
二十歳になった男女は法律的にも成人となり様々なことを行う自由の権利が与えられます。そのかわり責任という義務も発生します。その自覚を高めて更なる成長を願うために神様に誓いをたてます。
結婚式
人生の四大儀礼である冠婚葬祭の中でも結婚式は他人と他人とが縁あって結び末永く生活をすることを契り交わす儀式ですから最も慶祝するべきものであります。その人生最大の門出に夫婦一体となって苦楽をともにし、二人で歩んでゆく覚悟を神様の前で誓い神様の御恵みと御加護を仰ぐ日本らしい大切で厳粛な儀式です。
結婚記念日の祝祭
明治天皇・皇后両陛下が銀婚式(25年)をお祝いをされたのを機に結婚記念日をお祝いするようになりました。二人が契りを交わした頃の気持ちを思い出し、日々の感謝とともに更なるご加護を仰ぎこれからも末永く健康のもと夫婦そろって歩んでゆくことを祈願する儀式です。
年祝い(算賀祭)
無事生きてこられた感謝とこれからも健やかな人生を過ごすことができますよう、家族そろって祈願をしてお祝いをしましょう。
還暦(かんれき) | 61歳(昭和39年生) |
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古希(こき) | 70歳(昭和30年生) |
喜寿(きじゅ) | 77歳(昭和23年生) |
傘寿(さんじゅ) | 80歳(昭和20年生) |
米寿(べいじゅ) | 88歳(昭和12年生) |
卆寿(そつじゅ) | 90歳(昭和10年生) |
白寿(はくじゅ) | 99歳(昭和元年/大正15年生) |
上寿(じょうじゅ) | 100歳(大正14年生) |