新青森市史に神像が掲載されました。
2012.4.23 -[社務日誌]
青森市史編纂室より順次発刊されている新青森市史、通史編第2巻近世に当神社の神像がカラーページで掲載されました。
その神像とは青森城代二代目進藤庄兵衛正次翁夫婦の木坐像で、現在当神社の御祭神としてお祀りされている翁の御神体となっております。
今回通史では青森町を建設発展させるにあたり甚大な力を尽した進藤庄兵衛の功績が度々掲載されています。
その青森を語る上では欠かせない庄兵衛の坐像は一度火災によって焼失しましたが、市制100年の折に市民等の篤い要望により復元され廣田神社へ翁の御神体として奉納されました。
今回の写真は以前に一度だけご開帳された際に資料として保存されていた写真を提供しました。
本来御神体は一般の人はもちろん神職ですら拝見することは不可能ですので表に出ることはありませんが、先の例があり資料として保存されていた為、青森開拓の一大恩人である庄兵衛の御神徳がさらに発揚され後世まで伝わるのであればということで了承しました。
その為、現在は一般にお見せする事は絶対にありませんが今後は複製を制作して一般の人々にも見られるようにしていきたいとは思っています。
新青森市史、通史編第2巻近世は市内書店にて絶賛発売中です。青森市を知る上でも大変面白い内容になっておりますので是非ご購入下さい。
進藤庄兵衛正次について・・・http://hirotajinja.or.jp/about/#shindo