上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2013.8.29 -[社務日誌]
上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
施主さんは炎天下の中でも、地鎮祭をしっかりと行い、祈願されたご家族でした。
多くのご家族、業者さんが集まり、真摯に祈りを捧げて、柱へと神様にお鎮まりしていただきました。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に、永久に家を支えられる柱となるよう、また、残りの工事も安全に行われるよう建築の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札と、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物、そして鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて一緒に奉り、神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くてはもちろん家を建てることはできません。ですから、柱へ神様がお鎮まりいただく「上棟祭」は、家を建てる上で最も重要な神事の一つであることがわかります。
ですから、始めの地鎮祭と、終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も執り行うことで、はじめて家のお祭が全て終了するといえます。
こうして3つのお祭りを行うことで、多くの神様に家をお守り頂け、健やかに暮らしていくことが出来ます。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全を廣田大御神様に祈念申し上げます。