上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2014.11.27 -[社務日誌]
先週、上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
午後からでしたが外が暗くなる前に行う事ができました。
ご夫婦での参列でしたが、奥様がお手伝いに声を掛けて下さるなど一緒にご奉仕下さいました。
また、参列中も冷え込む寒さにも関わらず、しっかりと参列して真摯に祈りを捧げていました。
神事終了後にお供え物を差し上げると、神様からの特別な物をいただけると大変喜んでおられました。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に、永久に家を支えられる柱になるよう、また、工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札と、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物、そして鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて一緒に奉り、神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家は建ちません。ですから、柱へ神様がお鎮まりいただく「上棟祭」は、家を建てる上で最も重要な神事の一つであることがわかります。
そのため、始めの地鎮祭と終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も執り行うことで、はじめて家のお祭が全て終了します。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全を廣田大御神様に祈念申し上げます。