上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2015.8.10 -[社務日誌]
上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
連日暑い日が続いていましたが、ねぶた祭が終わったからか、暑い中でも、涼しい風が吹いていました。
両家のご家族も多数参列して、一緒に祈りを捧げておりました。
小さいお子様も形になってきた家が嬉しいのか、終始喜んでおり、微笑ましくも厳粛に執り行いました。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に、永久に家を支えられる柱になるよう、また、これからの工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
棟上柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札と、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物、そして鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて一緒に奉り、神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家は建ちません。ですから、柱へ神様がお鎮まりいただく「上棟祭」は、家を建てる上で最も重要な神事の一つであることがわかります。
そのため、始めの地鎮祭と終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も執り行うことではじめて家のお祭が全て終了します。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全を廣田大御神様に祈念申し上げます。