舞姫会の稽古を行いました。
2019.11.4 -[社務日誌]
令和元年11月1日に舞姫会の稽古を行いました。
いよいよ大嘗祭奉祝祭が迫ってきたということで本番を想定して実際に舞う社殿にて稽古を行いました。
先ずは本座となる自分たちの座る胡床をきちんと並べて準備しました。
はじめの会を行いますが、本番の玉串拝礼同様に立礼で行います。
立礼のお作法も何度か行っていたので、綺麗に合わせて出来ていました。
当日自分たちが舞うポジションを決定しました。
また、奉納する時の神事では必ず舞姫会代表で玉串を奉って拝礼して頂くので、その代表舞姫も決定して練習してみました。
拝礼作法は慣れたものなので、あとはより丁寧に、より綺麗に、息を合わせて拝むように何度か練習しました。
その後は当時舞う場所の立ち位置を決定します。
これまでの稽古場やイベントでの場所に比べると非常に狭く、窮屈になっているため、とても難しくなります。
これまで細かい部分を重点的に指導していきましたが、今回は細かいことは余り指示せず、社殿の空間で舞うことに慣れさせることを中心に稽古しました。
特に端に位置する舞姫の場所は柱とねぶたのお面に掛かるため、上下、また左右に動くのが非常に難しくなります。
また、中に位置する舞姫達も横の舞姫との間隔がいつもよりも非常に近いため、ぶつからないよう工夫するのに戸惑っていました。
舞自体はこれまで頑張ってきたものを出し切ればいいのですが、あとは舞う場所に如何に慣れるかが大事ですので、何度も繰り返します。
11人全員で舞うため、5人6人の編成にして舞うことにしました。
狭い中でも、縮こまらずにのびのびして大きく見せられるようにします。
端の舞姫は中々距離感が掴めず苦戦していましたが、何度か舞う度ぬ上手く合わせ始めていました。
本番も近くなってきたこともあってか、顔つきもいつも以上に真剣になってきていました。
あとは当日の式次第の中で、どのような作法が必要なのかを確認して終了しました。
ギリギリまで拝殿で舞の稽古をしていたた、休憩もほどほどに終わりの会となりました。
また、年長の舞姫からお土産がありみんなに渡していました。
もう一度、立礼にて玉串拝礼して終了しました。
当日は感謝の気持ちをしっかりと持って舞えるよう、お話ししました。
大嘗祭奉祝祭は申込みがあればどなたでも参列可能です。
宜しければご参列お待ちしております。