舞姫会の稽古を行いました。
2019.11.23 -[社務日誌]
令和元年11月15日に舞姫会の稽古を行いました。
いよいよ17日となるため最後の稽古となりました。
先ずはしっかりと始めの会にて神様に挨拶してから稽古を始めます。
本番直前ということで、舞そのものの上達を稽古するのではなく、当日の流れ、作法を確認する習礼を行いました。
ひとまず、大事な部分をおさらいして確認しました。
それから、宮司も加わって実際の流れで行ってみました。
一拝をするタイミング、お祓いを受ける作法、また祝詞奏上中の姿勢など、細かく確認しました。
勿論、舞の部分は本番同様に行いました。
大分社殿の広さにも慣れてきたようで上手く空間を利用しながらお互い気を付けて上手に舞えていました。
舞を行うだけが目的ではなく、大嘗祭奉祝祭へ奉仕する一人でもあるという自覚を持ってもらうため、お作法も厳しく見ていきました。
角度なども気を付けながら行いました。
玉串拝礼でも拝の角度やお互いの息を合わせるなどを特に意識してもらいました。
もう一度通してでやってみた際も舞はしっかりと舞ってもらいました。
本番前ということで表情もいつも以上に真剣な面持ちとなっていました。
舞はやってこれるだけやってきたため、あとはこれまでの稽古で重ねたものをしっかりと表現するだけになります。
このメンバーでしかも一人も欠けずにできるのは最後になるため、気持ちも込めて舞っていました。
時間の残す限り、作法の確認を繰り返しました。
玉串拝礼も神職顔負けなほど上達していました。
最後にもう一度舞をして、それぞれの心構えを持ってもらいました。
いつも本番に強い子供達ばかりなので当日の心配は全くありません。
それぞれがこれまで学んできたものをしっかりと祈りにのせて舞ってもらえればと思います。
最後に記念撮影をして終了となりました。
差終わりの会でもしっかりと神様にご挨拶して終了となりました。
大嘗祭奉祝祭では参進の儀もあるので、その稽古も行って解散しました。
大嘗祭奉祝祭はどなたでも参列できますので、ぜひ皆さまお参りください。